管理設計部 2003年入社
島田
工学系の専門学校で土木を学び、当社に就職しました。
測量して図面を作成するという仕事内容は同じですが、構造物が違えば必要な知識は違ってきます。同じ現場は二つとなく、覚えることはたくさんありました。しかし現場を経験した数だけ、新しい知識が増え、担当できる仕事が増えました。知らない知識を得ることは、素直に楽しかったです。
数ある設計コンサルタントの中でも、当社ほど鉄道関連の現場を経験している会社は少ないと思います。私自身も関わってきた現場は、大半が鉄道関連です。古い線路が新しい線路に切り替えられ、新しい線路の上を電車が走り抜ける様子を見ると、毎回感動します。
私の仕事は工事桁を設計したり、クライアントの作成した工事計画が、問題なく実行できるよう基礎部分を設計することが主なので、構造物を建てること自体を担当しているわけではありません。しかし自分の確かな仕事が土台としてあるからこそ、安全で安心な構造物が完成したと実感できる瞬間は、やはり嬉しいものです。
現場のわかる設計技術者としての誇り
現在担当しているのも鉄道関連で、出向先であるクライアントとは、10年以上も仕事を共にしています。 出向先の環境も良く、働きやすいです。基本的なことかもしれませんが、クライアントが望むこと以上の成果を出す、納期を必ず守る、連絡ミスがないよう徹底するなどを大切にしながら、信頼関係を築くよう心がけています。 また当社は「現場のわかる設計技術者」であることを強みとしています。例えば鉄道の工事は夜中に行われることが大半です。限られた時間内に効率よく作業を進めることを考えながらの設計は、経験が物を言います。クライアントからは、そこを高く評価いただけているのだと思いますが、現状に甘んじることなく、今後もコツコツと仕事に向き合いたいです。昨日よりも今日の提案が良い内容になるように、自分で工夫しようという気持ちが大事だと思っています。