INTERVIEW 01

電車が問題なく線路を走り抜けた喜び

管理設計部 2003年入社
島田

島田

工学系の専門学校で土木を学び、当社に就職しました。

測量して図面を作成するという仕事内容は同じですが、構造物が違えば必要な知識は違ってきます。同じ現場は二つとなく、覚えることはたくさんありました。しかし現場を経験した数だけ、新しい知識が増え、担当できる仕事が増えました。知らない知識を得ることは、素直に楽しかったです。

数ある設計コンサルタントの中でも、当社ほど鉄道関連の現場を経験している会社は少ないと思います。私自身も関わってきた現場は、大半が鉄道関連です。古い線路が新しい線路に切り替えられ、新しい線路の上を電車が走り抜ける様子を見ると、毎回感動します。

私の仕事は工事桁を設計したり、クライアントの作成した工事計画が、問題なく実行できるよう基礎部分を設計することが主なので、構造物を建てること自体を担当しているわけではありません。しかし自分の確かな仕事が土台としてあるからこそ、安全で安心な構造物が完成したと実感できる瞬間は、やはり嬉しいものです。

現場のわかる設計技術者としての誇り

現在担当しているのも鉄道関連で、出向先であるクライアントとは、10年以上も仕事を共にしています。 出向先の環境も良く、働きやすいです。基本的なことかもしれませんが、クライアントが望むこと以上の成果を出す、納期を必ず守る、連絡ミスがないよう徹底するなどを大切にしながら、信頼関係を築くよう心がけています。 また当社は「現場のわかる設計技術者」であることを強みとしています。例えば鉄道の工事は夜中に行われることが大半です。限られた時間内に効率よく作業を進めることを考えながらの設計は、経験が物を言います。クライアントからは、そこを高く評価いただけているのだと思いますが、現状に甘んじることなく、今後もコツコツと仕事に向き合いたいです。昨日よりも今日の提案が良い内容になるように、自分で工夫しようという気持ちが大事だと思っています。

INTERVIEW 01

安心・安全を支える土台づくりに
真摯に向き合い続けたい

管理設計部 2003年入社島田

INTERVIEW 02

都市計画に携わり、人や街に貢献したい

技術設計部 2012年入社
眞木

真木

大学で建築学を専攻するなかで、建物よりその周辺の街に興味を持つようになり、都市計画を学んできました。鉄道や道路、橋やトンネルなど街のインフラに関わる仕事に就きたいと思い、鉄道関連の実績が豊富な当社に入社しました。

自分で作成した図面が、形になっていく様子を間近で見ることができるだけでなく、完成後も仕事が形として残るところが、この仕事の魅力です。自分が携わった構造物が活用されているのを見ると、貢献できたという実感が湧きます。

現在は現場で本体構造物を作るための仮の構造物のための計算など実際に現場で見聞きしなければできないような現場の実情に即した業務を担当しています。

出向先で分からないことや判断に迷うことがあれば、すぐに先輩に連絡してアドバイスをもらっています。普段の業務は出向先のチームと一緒に行いますが、私が忙しい時などは会社がバックアップしてくれ、強いチームワークに支えられていると感じています。月に1度の勉強会や社員旅行など、社員同士の交流も多く、出向先から戻ってくると、わが家に戻ってきたような安心感がありますね。

技術力が信頼につながる

当社は先輩が何人もクライアントに出向してきたという豊富な実績があります。私が直接関わったことのない方から、「○○さんは元気ですか?」とか、「あのプロジェクトでは、とてもがんばってもらった」と声をかけていただくことが多く、最初は驚きました。

クライアントに社員一人ひとりの顔や会社名まで覚えてもらえるのは、私たちの技術力や提案力に満足いただけている証です。私もクライアントとの会話の中で、名前が挙がるような人材になれるよう、今まで以上に技術力に磨きをかけていきたいです。フジ設計コンサルタントという会社の代表として、この仕事を任されているのだという自覚が、仕事に対する責任感にもつながっています。

INTERVIEW 02

クライアントから、
名前と仕事ぶりを記憶される技術者に

技術設計部 2012年入社眞木

INTERVIEW 03

未経験からのスタート

技術設計部 2019年入社
齋藤

齋藤

建設コンサルタントでアシスタントとして働いていた経験があります。CADを使って簡単な作図を行ったり、報告書の作成をサポートするのが主な業務で、仕事はとても楽しかったです。しかし大学は文系出身で、建築や土木の知識がありません。この仕事に就くのは難しいと諦め、別の業界で働いていましたが、理系出身でなくてもいい、未経験でもいいと書かれた当社の採用情報が目に留まり、転職を決意しました。

現在は技術設計部に所属し、設計図面の作成や修正、数量計算書の作成などを担当しています。私は本社勤務なので、先輩が出向先で担当している業務をサポートすることも多く、大小さまざまなプロジェクトに関わっています。まずは知識を身につけることを目標にしている私にとって、たくさんの施工計画に目を通し、用途の違う場所の設計図面を作図する毎日は、勉強になることばかりです。

思いやりと節度のある仲間に囲まれて

入社して最初に感じたのは、先輩方の人柄の良さです。未経験に近い私を温かく迎えてくださり、一から仕事を教えてもらえました。社内の人間関係が円満でなければ、モチベーションを維持するのは難しいと思います。しかし、当社では人間関係で悩むことが一切ありません。思いやりと節度を持って行動できる人が多いと感じています。

当社はインドネシアに支社を設けていますが、インドネシアを含む東南アジアでは、ODA(開発協力)が積極的に行われ、日本の土木技術が高く評価されています。高度な技術力で社会インフラの維持に貢献し、多くの人の役に立つことができる私たちの仕事は、とても重要だと感じています。チームで一丸となって目標に向かって努力し、仕事をやり終えた時の達成感は大きいです。

当面の目標は、仕事の合間をみながら勉強しているCIMソフトを使いこなせるようになり、仕事の幅を広げることです。そしていつか海外のプロジェクトにも関わりたいと考えています。

INTERVIEW 03

未経験でも挑戦できる
恵まれた環境で、仕事に集中

技術設計部 2019年入社齋藤